高知県警は不正に改造した人気ゲーム機「Nintendo Switch」をインターネットで販売したとして茨城県の男を商標法違反の疑いで逮捕しました。

不正改造された「Nintendo Switch」の販売についての検挙は全国で初ということです。
不正に改造された人気ゲーム機「Nintendo Switch」。映し出されているのは通常では表示されない画面です。

商標法違反の疑いで逮捕されたのは茨城県龍ヶ崎市の運送業 乙部文裕容疑者（58歳）です。
県警によりますと乙部容疑者は去年3月、中古で購入した「Nintendo Switch」の基板に改造パーツを溶接し、1台2万8000円でフリマアプリで販売した疑いがもたれています。

この改造をすることで不正に入手したゲームソフトをプレイ出来るようになるということで、ゲーム機以外にもゲームソフト27本なども一緒に販売されていたとことです。情報提供を受けた高知県警が捜査を進め、1月15日、茨城県で逮捕しました。

調べに対し、乙部容疑者は「改造機を販売すれば、自分もすごいと思ってもらえるのか興味があった」などと話し、容疑を認めているということです。

警察は合わせて4台を押収していて余罪を含め捜査しています。