高知県内のほとんどのガソリンスタンドで1月17日からガソリンが値上げされます。12月に7円値上がりしたばかりで、今度は5円の値上げです。

高知市の県庁前にあるガソリンスタンドでは、レギュラーガソリンの1リットルあたりの価格が17日から5円値上がりし、194円になります。値上げの要因は、コロナ禍の経済対策で実施していた政府の補助が段階的に縮小されるためです。

県内のレギュラーガソリン1リットルあたりの平均小売価格は、2023年の夏に値上げされ188.8円に上昇。その後、179円まで下がり去年8月からは182円となっていました。去年12月には7円、値上げされ1リットル189円に。17日にはさらに5円上がり194円になる見通しで、2004年以降、最高値となり初めて190円を超えることになります。

利用者に話を聞いたところ、高知市の70代女性は「普段の足なので厳しいですが、今後、値上がりしても車は使います」と値上げは仕方ないと話していました。

車を利用することが多い県民にとっては、経済的負担が大きくなりそうです。