「地方創生の先頭を走る」愛媛県が来年度当初予算案を発表 人口減対策やDX推進など柱に
キーワードは「地方創生の先頭を走る」です。愛媛県は、人口減少対策やDXの推進などを柱とする来年度の当初予算案を発表しました。
中村知事:
「地方創生の先頭を走る気概をもって、本県の未来の成長を実現するための予算に重点を置いた」
県が発表した来年度の当初予算案は、一般会計で7541億5000万円と過去最大となっています。
中村知事が重点施策の1つに掲げる「人口減少対策」にはおよそ50億円を充て、市や町が取り組む出産や子育て支援に対する交付金の拡充を促進するなどとしています。
さらに、地域課題の解決に向けてデジタル技術を愛媛に実装する「トライアングルエヒメ」など、DX関連に86億円近くを計上しています。
また新たな試みとして、“超高級魚”とされるシロアマダイの一大産地化プロジェクトや、大阪・関西万博にあわせた観光プロモーションなど、地域経済の活性化も図ります。
県の来年度の当初予算案は、今月開会する県議会で審議されます。