「人新世の到来」未来の地球環境のために何ができる?愛大ミュージアムで特別企画展
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「人新世の到来」。未来の地球環境のために何ができるのか考える企画展です。
愛媛大学ミュージアムで開かれている「人新世の到来」。46億年に渡る地球の歴史で、新たに提唱されようとしている地質時代「人新世」を知ってもらう特別展示企画展です。
愛媛大学の加三千宣教授は、別府湾で地球環境の変化を調査しています。
2021年に別府湾の海底から採取した海底堆積物です。マイクロプラスチックなど人類が地球環境に変化をもたらした痕跡が急増した1952年以降を「人新世」と提唱しています。
去年1年間の世界の平均気温は観測史上最も高い15.1℃。現在のペースで気温が上昇し、このまま2030年を迎えると地球温暖化を抑えきれなくなると、加教授は警鐘を鳴らします。
愛媛大学 加三千宣教授:
「この5年で私たちが何をするかで地球の未来が変わってきてしまう。そういった重要な時期が実はこの5年だという風に考えています」
特別展示企画展は5月10日まで開かれています。