「ネコが寄り添ってくれなくなり、裏切られたと感じた」松山市のネコ連続不審死に関与 大学生の男が起訴内容認める
「ネコが寄り添ってくれなくなり、裏切られたと感じた」
去年、愛媛県松山市で相次いだネコの連続不審死に関与したとして逮捕された大学生の男の裁判が始まりました。
松山市西長戸町の大学生、佐藤彰真被告(23)は去年10月、自宅でネコの足4本を切断したり、暴行を加えたりして殺した上で、死体を松山総合公園内の車道に遺棄した罪などに問われています。
警察はこのほかにも松山総合公園とその周辺でネコ数匹の不審死を確認していて、佐藤被告は逮捕当時、一連の事件への関与をほのめかす供述をしていました。
きょう、始まった裁判で佐藤被告は起訴内容を認めました。
続く冒頭陳述で検察は犯行動機について、佐藤被告が「可愛がっていたネコが寄り添ってくれなくなり、裏切られたという怒りを感じた」などと供述していることを明らかにしました。
さらに、佐藤被告がネコを痛めつけることに背徳感や楽しさを感じ、虐待を繰り返していたなどと指摘しました。
次回の裁判は被告人質問などが行われます。