今治市で発生中の山火事。
家屋への延焼が確認されるなど、切迫した状況が続いています。

今月23日に今治市で発生した山火事は、麓の家屋に燃え移るなど現在も延焼を続けています。

これまでの焼損面積は214ヘクタール以上で、平成以降最悪の山火事となっています。

こうした状況を受け、県は災害対策本部会議を開催し、西日本豪雨以来となる「緊急消防援助隊」の派遣を消防庁に要請したと報告。

また、オンラインで出席した今治市の徳永市長は被害状況を共有し、住宅7棟、倉庫2棟の全焼を確認したということです。

中村知事 「何よりも命が最優先ということを受け止めていただいて、対象地域の皆さんはしっかりと避難だけはしていただけますようにくれぐれもよろしくお願いしたい」

25日午後8時現在、今治市と西条市のあわせて3765世帯7342人に避難指示が出ています。