秋晴れとなった18日、内陸を中心に朝と昼の気温差が15℃以上になった所がありました。気温の変化が大きいこの時期、毎年大忙しのあの場所にも変化が…

18日朝、最低気温14.9℃を観測した松山市。

通行人の女性：
「だいぶ涼しくなりましたよね。歩くのも楽になってます。もうそろそろ長袖にする感じですかね」

Q.帽子の下からタオル入れてますけど？
男性：
「日よけ。日焼け止め」
Q.まだ日は強いですか？
男性：
「まだな。だいぶ涼しなってきたけんあれやけど」

木々が色づき始め秋の深まりを感じる県内。

松山市内のクリーニング店には、これから出番を迎える冬物の衣類が、ずらり。

石田クリーニング 松田さん：
「これから急に寒くなったりもしますので、すぐ寒くなった時に着られるようにって準備されてるお客さんが多いですね。ダウンも出てきますし、肌寒くなった時に着れるカーディガンとか」

県内に25店舗を展開する石田クリーニングでは、この時期1日でおよそ3000点の衣類が集まるといいます。

石田クリーニング 清本社長：
「春の衣替えが一番忙しいんですけど、その次に忙しいシーズンです。秋まつり松山だったら10月7日とかね、それがおわると一気に衣替えと、お祭りで使った法被とか衣装のものが出てくるんでてんてこまいです」

並んだ衣類で、季節のうつろいを感じるクリーニング屋さん。

数年前から、ちょっとした“変化”を感じているといいます。

清本社長：
「季節の寒暖差がぼやけてきて、昔みたいに何月何日にというのは薄れてきましたね。タイミングがうしろむいてばらばらっと衣替えする方が増えてきてますね」

18日、松山では、日中の最高気温が25.7℃と、朝から10度以上上昇。

大阪から来た女性：
「暑いです。上着てたけどベスト…毛糸よ…寒いと思って」

埼玉から来た夫婦：
「関東の方も暑いんですけど天気予報みたらそんなことないかなと思ってて/暑かったです」

県内は19日も高気圧に覆われますが、日本海にある前線に向かって南から暖かい空気が流れ込むため、最高気温は松山26℃、新居浜25℃、宇和島26℃と、各地10月上旬並み。

しかし、週末は上空に寒気が流れ込む影響で、冬を思わせる寒さとなる見込み。土曜日は昼間も20℃に届かず11月並み。

そして、晴れて放射冷却が強まる日曜の朝は、各地今シーズン一番の冷え込みになりそうです。着るもので上手に体温調節してください。