この春卒業し、プロの料理人を目指して一歩を踏み出す学生へ…プロの料理人と後輩たちが料理で卒業を祝いました。

きょう、河原調理専門学校で開かれた卒業記念謝恩発表会にはこの春卒業する学生およそ30人と、その保護者が参加し、和洋中の料理が振る舞われました。

この料理を手掛けたのが…在校生のほか、大使館の元公邸料理人などこの学校で講師を務めるプロの料理人たち。

卒業生のために作る渾身の料理です。

常勤講師 足立浩二先生：
「（卒業生は）技術的にもくらべものにならないほど成長。手助けできたことを非常にうれしく思う」

料理を堪能するだけでなく、これからプロの料理人を目指し巣立っていく卒業生にとってはお客さんの気持ちを学ぶ場でもあります。

卒業生：
「2年間とか1年間お世話になった人たちに料理つくってもらって提供される側になったのはすごくうれしいしありがたい気持ち」

保護者：
「社会のこととか教えていただけたので感謝の気持ちでいっぱい」

河原調理専門学校では来月卒業式が行われ、卒業生は県内外の料理店などに就職するということです。