この春小学校に入学!新1年生9400人に“黄色いワッペン”保険会社など4社が贈呈【愛媛】
間もなくドキドキの春を迎える、ピカピカの1年生。小学校入学を前に、交通事故に合わないよう黄色いワッペンが贈られました。
県警本部で行われた贈呈式では、この春小学校に入学するさくら幼稚園の園児4人に黄色いワッペンと、記念の文房具が贈られました。
保険会社や銀行など4社が、県交通安全協会を通じて新入学児童に毎年贈っている黄色いワッペン。通学中の事故を対象とした傷害保険がついていて、事故防止に役立つよう目立つ色になっています。
県警によりますと、去年、県内では小学1年生が絡む事故が6件発生。7人がけがをしたということです。
式のあと、黄色いワッペンをつけた子どもたちは、信号機のない横断歩道での安全な渡り方を学びました。
市内の小学校に入学 池田乙葉さん:
「緊張したけど楽しかった。事故に遭わないように気を付けます」
子どもたちの保護者も、安全な渡り方について学びます。
保護者:
「幼稚園に行くときにも毎日横断歩道を通るので、そこで手を上げて練習していたのでこれからも続けたい」
県警交通企画課 井上貴志課長補佐:
「子どもたちが視線が低いということも意識してもらって家庭での交通安全教育をしてほしい。ぜひ大人の人も手を上げて今から横断するという意思表示をドライバーにしてもらって、安全に横断歩道を 渡っていただきたい」
来年度、県内の新入学児童はおよそ9400人で、黄色いワッペンはすべての新入学児童に配布されます。