「愛媛マラソン」大会記録更新に期待!女子レースの優勝争いでカギを握る2人の招待選手
いよいよ日曜日に迫った第61回愛媛マラソン。大会記録更新の期待もかかる女子のレース。優勝争いのカギを握る2人の招待選手を紹介します。
愛知県陸協 堀江紗希選手:
「最強の市民ランナーになりたい」
大阪府出身、愛知県在住の堀江紗希選手28歳。実は、愛媛と深いつながりがあります。
堀江選手:
「走る環境としては、私は松山大学がすごく整ってるなと 思ったので」
松山大学女子駅伝部に所属していた堀江選手。1年生で全日本大学女子駅伝に出場、区間2位の快走でチームの4位入賞に貢献しました。
しかし、度重なるケガで思うように走れない日々。憧れたのは愛媛マラソンで活躍する先輩の姿でした。
「最初は本当にマラソンやりたくて、本当は実業団に行きたかったので、ああやって走りたいなとは思っていたんです。」
4年生の時に愛媛マラソンにエントリーするも、やはりケガのため、マラソン挑戦は叶いませんでした。
しかし、大学卒業から1年。市民ランナーとして挑んだ初マラソンで、いきなり大会新記録を出して優勝!
さらに、去年10月の新潟シティマラソンでも20年ぶりの大会新記録で優勝しました。
今回ついに念願かなって、あのとき走れなかった伊予路を駆け抜けます!
「本当に愛媛マラソンは走りたかった大会。愛媛の皆さんってとても温かかったのでそういう人たちにも感謝して、先生とか監督・コーチにも感謝して、自己ベスト出して、笑顔で走っているところを見てもらえるようにしたいです」
去年優勝した、西田留衣選手が所属していた肥後銀行女子駅伝部からは、熊本県宇城市出身の23歳、儀藤優花選手が参戦します。
生粋の熊本っ子の儀藤選手。
儀藤選手:
「休みの日は結構友達と出かけたり。自然豊かなんで阿蘇とか行ったら心が浄化されてる感じが(笑)」
愛する地元・熊本を語るその語り口はおっとりとしていますが…
マラソンのベストタイムは、今大会の女子招待選手で最速!しかも、愛媛マラソンの女子大会記録よりも速い2時間33分45秒!
「自己ベストは狙っていきたいなと思ってて。優勝を目標に行きます」
去年は“成長のための1年”と位置づけ、スピードを上げるためにトラックレースに力を入れました。その先に見据えるのは、世界の舞台です。
「自分のマラソンに対しての可能性、やれるんじゃないかっていうのを掴むっていうか、見つけられる大会にしたいなって思います」
女子のレースからも目が離せない、第61回愛媛マラソンは日曜あさ10時スタートです。