箱根ランナーたちが愛媛マラソンに参戦!3人の大学生招待選手に注目
愛媛マラソンで、レースの行方を左右する男子招待選手の大学生3人。初マラソンの舞台をこの愛媛で迎える選手たちに注目です!
愛媛マラソンに出場する大学生の招待選手。
まず注目は、早稲田大学から参戦する2人の選手。これまで、早稲田から愛媛マラソンに出場していた選手は主に4年生。
今年は「箱根から世界へ」という方針の元、早稲田の次世代を担う2、3年生が初マラソンに挑戦します。
1人目は去年、そして今年と箱根駅伝で早稲田のアンカーを務めた3年生・菅野雄太選手。
菅野選手:
「愛媛県っていうのは私の父の出身地であって、幼い頃とかに何度か愛媛県に行ったりもしていたので、その意味でこれも縁なのかなと。もしかしたら見覚えのある風景とかにも出会えるかなと思ってて、それも一つ楽しみに」
ハーフのベストタイムは1時間3分18秒。去年1年間で5000m、1万m、ハーフと、全ての自己ベストを更新。大学最後のシーズンを迎えるエース候補が、愛媛の地でフルマラソン初挑戦です。
菅野選手:
「1度フルマラソンを知っておくことで、スタミナ強化っていう面であったり、あとは距離に対する心理的なハードルとかも下がると思うので。初めてのレースということで不安もあるんですけど、有名な先輩方が好成績を残している大会ということで、その早稲田のイメージをより固いものにできるように。確実に入賞というところは狙っていきたいと考えています」
もう一人は、宮岡凛太選手。1年生から2年連続で箱根メンバーにエントリーされた早稲田期待の2年生です。ハーフの自己ベストは1時間3分29秒。菅野選手と同様に、人生初のフルマラソンの舞台に、ここ愛媛を選びました。
宮岡選手:
「すごい緊張はしているんですけど、同時にどういう感じなのかなって。ちょっと楽しみな気分もあります」
名門・早稲田の2024年を担う二人が、愛媛でどんなレースを見せてくれるのか。
そして、初マラソンが、故郷への凱旋レースという選手も…。
ことしの箱根駅伝。神奈川大学で1区を走った、4年生の巻田理空選手は地元松山市出身。
巻田選手:
「もうずっと、小学生くらいから通っていたコースですし、高校に行くときも自転車通学で通っていたところなんで。去年も、高校の先輩の木山さんが走られていて、それもそばで見ていたので、自分も地元を走れて本当に嬉しいなと思います」
松山商業時代には都大路も経験。箱根を経て、春からは実業団でニューイヤー駅伝を目指す巻田選手。招待選手として、地元で初マラソンを走ります。
巻田選手:
「ずっと憧れていたので、今回は走らせてもらうということで、しっかりと声援に応えて応援してくださる方に勇気を与えるような走りをできたらいいなと思っています」
名門復権へ新たな境地を開拓する2、3年生と、故郷でのレースから次の舞台へ羽ばたく4年生。愛媛の地で繰り広げられる、大学生たちの初マラソンにも、大注目です!