「うどん」への支出可能額 初めて前年を下回る 讃岐うどんの値上がりに香川県民も警戒感
讃岐うどんの値上がりに警戒感が滲んでいます。物価上昇が続く中、香川県民が「かけうどん」に支払っても良いとする上限金額は332円と、初めて前の年を下回ったことがわかりました。
調査は百十四経済研究所が、うどんを通して物価上昇への県民の反応を探ろうと2021年から行っていて、今年は県民461人を対象に行われました。
その結果、うどん店での外食時に支払う平均単価は、1人当たり546円余りと、去年より42円ほど増加し、過去最高となりました。一方で、かけうどんに支払っても良いとする上限金額は332円と、去年から20円低下しました。上限金額が前の年を下回ったのは初めてです。
研究所は「肉うどん」などの高価格のうどんを避けるなどの傾向もみられ、県民がうどんの更なる値上げにシビアになっていると分析しています。
最終更新日:2024年11月12日 10:39