自転車用ヘルメットの着用率 岡山香川共に前年を上回る
去年4月から努力義務化された自転車用ヘルメットの着用率は、岡山県、香川県共に前の年を上回った事が、警察庁の調査でわかりました。
今年7月に警察庁が全国の交通量の多い地点で実施した調査では、自転車に乗っていた5万2618人の内、ヘルメットを着けていたのは8924人。着用率は17パーセントと、3.5ポイント増加しました。
岡山県は11.5パーセント。香川県は8.5パーセントで、共に去年の調査を上回りました。最も高かったのは愛媛県の69.3パーセント、最も低かったのは、大阪府の5.5パーセントでした。
岡山県警によりますと、今年1月から先月(8月)末までに県内で起きた自転車が関係する事故は697件。4人が死亡、688人がケガをしていて、この内546人がヘルメットを着用していなかったということです。