JR芸備線 再構築協議会 今月から調査事業を開始
岡山県北と広島県にまたがるJR芸備線の在り方を考える再構築協議会の2回目の会合が、今日(16日)、岡山市で開かれました。
会合には、国や岡山県、JR西日本の関係者など、およそ20人が出席しました。協議会は3月に1回目が開かれ、その後、事務方の幹事会で、住民へのヒアリングやデータの分析などで路線の在り方を考える調査事業の実施を検討しました。今日は今月から調査事業を始めることや、外部委託する企業などを正式に決めました。
一方、沿線自治体は国に「協議会の前提となる鉄道ネットワークについての説明が不十分」との指摘や、主体的な関わりを求める意見が聞かれました。また、委員から廃線になった場合の立場を聞かれたJR側は地域に関わる姿勢は示したものの、具体的な意見はありませんでした。
再構築協議会は年内に3回目の幹事会を開き、調査事業の分析結果を示す予定です。
最終更新日:2024年10月16日 18:54