ひなまつり商戦最前線…今年のキーワードは「小さめ」時代・世相を反映“ジャストサイズ”
家族でごちそうを囲んで、と計画の方も多いのではないでしょうか。
3月3日はひなまつりとあって、店では飾りやスイーツなどひなまつりムードいっぱいです。
食べやすく・買いやすい「小さめサイズ」が人気です。
あどけない表情がかわいらしいひな飾りですが、実はこれはー
ひな飾りにもなっている菱餅をイメージした、ひなまつり限定ケーキの一部なんです!
さらに注目なのがこちらのロールケーキです。
ベリークリームを使った春らしい桜色が特徴です。
例年より「少し小さいサイズ」なのが人気の理由だといいます。
(もりもと パティシエール 越智友見さん)「年々大きいサイズというよりは食べやすく買いやすいサイズが好評です。カットケーキも年々需要が高まっている。いろんなアイテムで楽しんでいただけるように用意しています」
小さいサイズの商品はこれだけではありません。
ひなまつりの定番・桜餅も、2025年から一口サイズの商品も販売されています。
通常より2回りほど小さく、2025年のひなまつりは「食べやすく」「買いやすい」のがポイントです。
一方、こちらは小樽市にある酒蔵です。
1899年から続いているとあって、店内に飾られているひな人形の中には大正時代の貴重なものもー
かつてはこうした階段状の大きなひな飾りが主流でしたが、時代に合わせてその姿も変わりつつあります。
(鷲見記者)「この店では飾る場所を選ばない小さなひな飾りが人気です」
細かなガラス細工を用いた小さなサイズのひな人形や、この店でしか買えない和紙を使って作られたものまで、いま、置き場所を選ばないコンパクトなサイズのひな飾りが人気です。
(客)「大きいのだと家に飾れないけど、小さいのでもひなまつり気分を味わいたい。集めたくなりますね」
(客)「季節を感じるし、季節じゃないときも小さいと飾り棚に置ける」
(大丸藤井セントラル 藤井美織さん)「ただ飾っているだけで癒やしでかわいいですし、やっぱりみなさん季節を大切にしているというのは感じる」
大きさは変わっても、健やかな子どもの成長への願いや季節を楽しむ気持ちは変わりません。
自分好みの小さなスイーツや飾りを探してみるのもおすすめです。