「燃料代だけは…」漁師嘆くも函館に初夏到来!スルメイカ漁はじまる 昨年の2割…記録的不漁
北海道内のスルメイカ漁が解禁となり、函館の港に初水揚げされました。
水揚げ量は去年(2023年)に比べ大幅に少なく、寂しいスタートとなりました。
今月(6月)、解禁となったスルメイカ漁。
5日朝、初日となった水揚げはおよそ200キロと、去年の初日と比べて5分の1ほどに留まりました。
函館から出漁した11隻のイカ釣り漁船のうち、3隻は水揚げがまったくなかったということです。
(漁師)「ダメだなと思って覚悟して行ったんだけど、それでも油代だけはとってきた。厳しいね」
初競りではご祝儀相場もあって、生きた状態のイカが1キロ8000円の高値で取引されましたが、記録的な不漁の影響はことしも続くとみられています。