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知床観光船沈没から約3年 集団訴訟きょう初弁論 乗客家族ら29人が約15億円の損害賠償請求

2025年3月13日 11:07
知床観光船沈没から約3年 集団訴訟きょう初弁論 乗客家族ら29人が約15億円の損害賠償請求

北海道・知床半島沖で観光船が沈没し、26人が死亡・行方不明となった事故で、乗客の家族らが運航会社と社長に対し、およそ15億円の損害賠償を求めている裁判が、13日午後から始まります。

知床半島沖で2022年4月に発生した観光船「KAZUⅠ」の沈没事故では、乗客と乗員あわせて20人が死亡し、6人が行方不明となっています。

この裁判では、乗客の家族ら29人が運航会社の「知床遊覧船」と桂田精一社長に対し、およそ15億円の損害賠償を求めていて、初弁論は午後1時半から札幌地裁で開かれます。

13日の裁判では、乗客の家族らによる意見陳述が予定されています。

一方、被告側は裁判で「過失は認められない」などとして、請求棄却を求めて争う方針です。

最終更新日:2025年3月13日 11:07