高齢者の自転車教室…意外と多い「久しぶりに乗る」注意点は?参加した高齢者の反応は?札幌市
車の免許を返納した後や、免許を持たない多くの高齢者が頼りにするのが自転車です。
札幌市内で開かれているイベントでは、自転車の運転をシミュレーションできる体験型のブースが登場しました。
札幌市内で2024年10月18日から開かれた健康や福祉に関するイベントです。
(鷲見記者)「こちらのイベント、ことしで19回目ということですが、ことし初めて自転車に関するブースが出店しています」
2024年から新たに、自転車を使った「体験型」のブースが登場しました。
これは自転車の運転模擬体験です。
自転車に乗る高齢者が事故を起こさないよう、運転方法や交通ルールをシミュレーションすることができます。
たとえば、時速20キロ以上のスピードが出たまま交差点に進入すると…
(道警本部 交通企画課 田口祐人警部補)「右に曲がりますね」
(体験した女性)「道なりじゃなくて?あったんですか!えー、わからなかった」
曲がるはずだった道を通り過ぎてしまいました。
(体験した女性)「後ろを確認して出発してなかった。言われればそうかとも思って」
(道警本部 交通企画課 田口祐人警部補)「久しぶりに自転車に乗るとバランスを崩しやすい乗りものになるので、自分が乗れるか確認してから道路に出てほしい」
車の運転と同様、被害者や加害者にならないために万全な安全対策が大切です。