【衆院選大分1区】候補者に聞く 「政治とカネの問題」や「経済対策」など立候補者4人に直撃
10月27日に投票と開票が行われる衆議院議員選挙。
各候補者の最も訴えたい政策や経済対策などをシリーズでお伝えします。21日は大分1区の候補者の考えを聞きます。
大分1区に立候補したのは届け出順に、自民党・新人の衛藤博昭候補。
参政党・新人の野中しんすけ候補。
共産党・新人の山下魁候補。
無所属・前職の吉良州司候補
以上の4人です。
【政治とカネの問題】
政治とカネの問題について各候補者に考えを聞きました。
◆自民・新 衛藤博昭候補
「しっかりと透明性の強化、そしてペナルティの強化を進めて、信頼回復に努めていく」
◆参政・新 野中しんすけ候補
「企業からお金をもらうというような、こういう流れを当たり前にしてしまうということを止めないといけないと思っている」
◆共産・新 山下魁候補
「企業・団体献金に頼らない共産党だからこそ、お金に汚い政治を正していけるという立場で頑張っていきたいと思う」
◆無所属・前 吉良州司候補
「業界から自民党に流れるお金を絶たない限り解決しない。解決策は企業・団体献金の全面禁止」
【経済・物価高対策】
経済・物価高対策について各候補者に考えを聞きました。
◆自民・新 衛藤博昭候補
「政府も去年から経済対策を行っていますが、正直、皆様からの満足の声はまだまだ少ないと感じています。経済の成長が実感できるようになるまで、しっかりと生活をサポートしていく経済対策が必要だ」
◆参政・新 野中しんすけ候補
「確実に減税一本だと思っています。若い人たちがしっかりと自分の手取りを取れるようなそういう社会にしていかないといけない」
◆共産・新 山下魁候補
「労働時間が長すぎて賃金も低すぎる。しっかりと中小企業支援とセットで最低賃金時給1500円以上を目指し、同時にヨーロッパでは当たり前の週35時間労働。これを実現して皆さんの余裕を取り戻したいと思う」
◆無所属・前 吉良州司候補
「アベノミクス以来の、過度な円安が進む。このことによって、輸入関連物資が大きく値上がりして、それが全般的に物価高を招いている。まずは物価高抑制を図っていく」
【候補者が最も訴えたい政策は】
最後に各候補が最も訴えたい政策を聞きました。
◆自民・新 衛藤博昭候補
「くらしを守り未来を切り拓く。目の前の物価高騰、激甚化する自然災害、厳しさを増す日本を取り巻く安全保障環境から、暮らしを守り、そして経済を成長させ、教育も充実し、希望に満ちた未来を切り開いていきます」
◆参政・新 野中しんすけ候補
「私が最も訴えたい政策は、減税だ。その減税をすることで内需でしっかりとお金をまわしていきながら、日本の経済をしっかりと立て直していく」
◆共産・新 山下魁候補
「家計をあたため、安心できる暮らしへ。本当に物価高で多くの人が苦しんでいる中で、家計をあたためてこそ皆さんの暮らしが安定していくと思っている。富裕層、大企業への課税をきちっと元に戻していく、強化していく必要もあると思っている。また若い世代に重たい負担となっている学費の負担軽減も今、緊急の課題と思っている」
◆無所属・前 吉良州司候補
「自民党体質にノー、そして生活者主権の国づくりです。失われた30年と言われるように、この間、全く国民生活を豊かにしてこなかった自民党政治、この自民党体質、自民党政治にノーを突きつける」
22日は大分2区の候補者の考えをお伝えします。