大分県産品がさらに世界へ ブリと“おおいた和牛”が国からのお墨付き「フラッグシップ輸出産地」に認定
大分県産品がさらに世界へと広がっていくことが期待されます。
ブリと「おおいた和牛」の輸出に取り組む県内2つの団体が手本になるとして国からの認定を受けました。
2023年度の県内の農林水産物の輸出額はおよそ48億1700万円。8年連続で過去最高を更新しています。
けん引しているのが養殖ブリと「おおいた和牛」です。
そんなブリと「おおいた和牛」に国からの「お墨付き」が…
6日、県内2つの団体に贈られたのが「フラッグシップ輸出産地」の認定証です。
これは農畜産物の輸出に積極的に取り組む手本となる産地を農林水産省が認定する制度です。
ブリで認定を受けた県漁業協同組合は去年は佐伯市蒲江に専用の加工処理施設を整備。主な輸出先である韓国やアメリカのニーズあわせた多様なサイズの加工を行っていて、こうした点が評価されました。
◆県漁業協同組合 高橋正興 経済事業部長
「認定を励みに更なる販促を海外に向けてしていきたい」
また、同じく認定を受けたブランドおおいた輸出促進協議会畜産部会ではうまみ成分を測定するなどして、「おおいた和牛」の品質を保ち、味が海外でも高く評価されているということです。
◆ブランドおおいた輸出促進協議会畜産部会梅木英伸部会長
「おおいた和牛でなければいけないというファンを我々も少しずつだが作っていきたい」
今後、この2つの団体は国の補助などを優先的に受けられるということで、世界へのさらなる展開が期待されます。