【衆院選大分2区】新人の広瀬氏初当選 自民党・衛藤征士郎氏「裏金と野党とマスコミが強く訴えた」
大分2区は無所属・新人の広瀬建氏が6万2699票を獲得し、三つ巴の戦いを制して、初当選を果たしました。
広瀬勝貞 前知事の次男広瀬建氏は「古い体質の自民党を選ぶのか、批判ばかりを繰り返す立憲民主党を選ぶのか」と訴え、支持を集めました。
◆当選した広瀬建氏
「決してこれがゴールじゃなくて、ここからは1つのスタート」
決意を述べる息子に前知事は…
◆広瀬勝貞 前知事
「ほっとしています」
「これがスタートだから気を引き締めてしっかりやれと言おうと思ってたら本人が言ってましたね」
また当選から一夜明けた広瀬氏は、支援者の理解を得た上で自民党の衆議院議員として活動していきたいとの考えを示しました。
◆吉川元氏
「今回私の力不足で選挙区で勝利できなくて本当に皆様に申し訳なかった」
比例復活で5回目の当選となった立憲民主党・前職の吉川元氏。
悲願だった小選挙区での当選とはなりませんでした。
◆落選した衛藤征士郎氏
「最後の衆議院選挙ということで間違いない」
一方で、敗れた自民党・前職の衛藤征士郎氏は衆議院議員からの引退を表明しました。
◆衛藤征士郎氏
「敗北の責任は全て私の努力不足」
支援者を前に選挙戦を振り返った衛藤氏は、その後、報道陣の取材に対し
◆衛藤征士郎氏
「政治資金の問題、いわゆる収支報告書不記載問題。この不記載問題を裏金、裏金と野党はじめマスコミが強く国民に訴えた。これは非常に大きく選挙戦に影響があった。間違いない」
今後については「後継者のために頑張りたい」などと話していました。