加速するドライバー不足 タクシー業界の女性ドライバーの「女子会」本音・希望・やりがい語る
ドライバー不足が深刻さを増すタクシー業界。そんな中、松本市ではドライバーや事務職として活躍する女性たちが集まった交流会が開かれました。彼女たちが語るタクシー業界の魅力とは…。
34の都道府県でタクシー事業を展開する第一交通産業グループが開いた意見交換会、その名も「女子会」。集まったのは県内6つの営業所のドライバーや事務職の女性社員22人です。また、タクシー業界に興味がある一般の人も参加しました。
女性ドライバー
「女性だと安心されますね、お姉さんで良かった、女性で良かったみたいな」
女性ドライバー
「託児の面をもうちょっと強化していただけると助かるなと思います」
女性社員は仕事のやりがいや今後、女性ドライバーを増やすための方法などについて自身の経験や思いを語りました。
第一交通産業グループは女性が働きやすい環境づくりに力を入れていて、全国の女性ドライバーの割合はこの10年で2倍以上に。県内では8.0%と、県全体の割合を上回っています。タクシードライバーの魅力はというと…。
女性ドライバー
「時間の融通が利く。私はこの間仕事の(合間に)参観日に行かせてもらいました」
女性ドライバー
「やればやっただけ収入になっていくというということでそこは男性も女性も同じ土俵で戦えるのがいいことだと思います」
一般の参加者は(安曇野市から)
「皆さん華やかで生き生きとしているのですごくイメージが変わりました」
ドライバー不足が深刻化する中、第一交通産業グループはこうした「生の声」で仕事の魅力をアピールし、採用につなげたいとしています。