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冬山遭難想定し救助訓練 山岳救命士や消防士を目指す学生が参加 電波で位置を知らせるビーコンの使い方 棒を使って雪に埋まった人の捜索方法学ぶ

2025年2月4日 20:55
冬山遭難想定し救助訓練 山岳救命士や消防士を目指す学生が参加 電波で位置を知らせるビーコンの使い方 棒を使って雪に埋まった人の捜索方法学ぶ

この時季、雪山での事故にも注意が必要です。

東御市では4日、冬山での遭難を想定した救助訓練が行われました。

東御市・湯の丸高原で行われた訓練に参加したのは、山岳遭難事故を専門とする山岳救命士や消防士を目指す学生などです。

冬山遭難事故が多い長野県で救助にあたる人の知識や技能を高めるため、地元の山岳遭難防止対策協会=遭対協の隊員や県警などと毎年合同で訓練を行っています。

「ここらへん。ここ0.3m。一番近い」

訓練では、電波で位置を知らせるビーコンの使い方を学んだほか、棒を使って雪に埋まった人の捜索方法を学びました。

実習を受けた学生は
「雪を深く差す時に力がいるなと思った。」

実習を受けた学生は
「今練習でやっているだけなので、本番でとなるとなかなか難しいんじゃないかなと思います」

菅平・湯の丸遭対協湯の丸地区 荻原健二救助隊長
「万が一遭難に立ち会った場合、 技能と知識を持っていると大事な一歩を踏み出すことができる。ぜひそういう技術を身に付けてもらいたい。」

また、雪山に入る際は装備を万全にし雪崩の発生しやすい場所は避けてほしいとしています。

最終更新日:2025年2月4日 21:40