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この冬一番の寒気 吹雪で交通に影響

2025年2月5日 18:27
この冬一番の寒気 吹雪で交通に影響

 この冬一番の寒気の影響で、5日の岩手県内は内陸でふぶくところがあり、八戸自動車道の通行止めや花輪線の運転見合わせなど交通に影響が出ました。北上線は大雪が見込まれるため、今夜から一部区間で計画運休します。

 午後4時までの24時間に降った雪の量は、宮古市区界で23センチ、雫石で22センチ、盛岡で16センチなどとなりました。

 真冬日となった盛岡市の内丸地区。雪かきをしていたこちらの男性は、うどんの店を営んでいます。

雪かきをする人
「ランチを休むか考えたが、営業をしてひと段落した。冬も本気を出してきた」

 沿岸と内陸の北部では風も強く吹きました。5日これまでの最大瞬間風速は、葛巻で23.7メートル、久慈で20・6メートルなどとなりました。

 ふぶきのため、八戸自動車道の浄法寺インターチェンジと一戸インターチェンジの間は一時通行止めとなりました。また、JR花輪線は、雪で午後3時前に八幡平市の田山駅を発車しようとした列車が動けなくなり、5日いっぱい運転を見合わせます。JR北上線は大雪が見込まれるため、ほっとゆだ駅と横手駅の間で5日夜9時から6日正午ごろまで運転を見合わせます。

 今後も週末にかけて冬型の気圧配置が続き、警報級ではないものの、岩手県内は山沿いを中心に断続的に雪が降る見込みです。

最終更新日:2025年2月5日 18:27