伝統の庄内凧あげに児童が歓声「無事飛んでよかった」 冬の強風にも耐える骨組み
山形県三川町の小学校では1日、児童が自分たちで作った地域伝統のたこを揚げる恒例行事が行われています。
風に乗って空を舞っているのは、庄内地方伝統の「庄内凧」です。冬の強風に耐えられるようしっかりとした骨組みで作られています。
三川町の東郷小学校では地域で伝承されてきた「庄内凧」を子どもたちに伝えるために伝統行事としてたこ揚げを50年近く行っています。
この日は3年生がたこ揚げに挑戦。揚げるたこは児童が自分たちで絵を描いて骨を組み立てたものです。
児童たちはたこ揚げが初めてということで最初は悪戦苦闘していましたが、風に乗ってたこが空高く舞い上がると大きな歓声を上げていました。
児童
「難しい。でも楽しい」
「想像したよりも難しかったが、無事飛んでよかった」
グラウンドに冬の冷たい風が時折強く吹きつける天気でしたが、児童たちはそれに負けない元気な声を出してたこを大空に揚げていました。