町民「定住者の増加につながる町政運営を」 小国町長選 現職と元職の一騎打ちが確定
任期満了に伴う小国町長選挙が18日告示されました。立候補の届け出は午後5時に締め切られ、現職と元職の3度目の一騎打ちが確定しました。
小国町長選に立候補したのは、届け出順に元職で行政書士の盛田信明さん(68)と現職で3期目を目指す仁科洋一さん(72)の2人です。
盛田信明候補「医療、福祉、これを安心できる小国町に変えていきたい。そして教育が一番大事です。米百俵の精神で、給食費の無償化、保育料の無償化をやっていきたい」
仁科洋一候補「先を見る目、投資のタイミング、町民の声を聞く、この3つをスローガンにしている。ワクワクする小国町を皆さんと一緒に作っていきたい」
およそ半世紀前、1975年の小国町の人口は1万2221人でしたが、ほぼ右肩下がりで減少を続け6月30日現在は、6625人とほぼ半分に減っています。
町民からは、人口減少への対策として自然豊かな小国の魅力発信や定住者の増加につながる町政運営を求める声が聞かれました。
70代女性「若い人たちがどんどん山形や仙台新潟などに出て行ってしまっている。何とか若い人たちが小国町に留まってくれるような町政をしてほしい」
70代男性「雪はこんなメリットがあるというような豊かな自然を生かせるような町づくりをしてほしい」
立候補の届け出は午後5時に締め切られ、現職と元職による3度目の一騎打ちが確定しました。小国町の有権者数は17日現在、5752人で、投開票は7月23日に行われます。