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「春を告げる魚」ニシンをいただく 新庄カド焼きまつりが開幕 1匹まるごと炭焼きに

2024年4月29日 16:59
「春を告げる魚」ニシンをいただく 新庄カド焼きまつりが開幕 1匹まるごと炭焼きに

ゴールデンウイーク前半の3連休最終日の29日、新庄市では春の風物詩「新庄カド焼きまつり」が開幕し、初日から多くの観光客でにぎわいました。

新庄市などでは、ニシンは「カド」と呼ばれ親しまれています。春に産卵のため北の海に姿を現し、昔から雪解けとともに食卓に上がっていたことから「春を告げる魚」とも言われています。
新庄市の最上公園で始まった「新庄カド焼きまつり」はことしで50回目の開催となります。
去年はロシア産のニシンを使用していましたが、ウクライナ侵攻の影響で入手が困難になったことからことしは主にノルウェー産のものを使用しています。ゴールデンウイーク前半3連休最終日、新庄市は天候に恵まれ、県内外から訪れた多くの人が炭火で焼いたカドを味わっていました。

新庄市内から子ども「ほくほくしておいしい」
お母さん「家族では初めて来た。こんなにカドが立派だとは思わなかったのでとてもおいしくいただいている」

宮城県から久しぶりにまつりに訪れたというこちらの家族連れは・・・

宮城から「前もここに来たことがあってそれが震災のあった年久しぶりに来てみたかった。まるっと1匹食べるというのは宮城ではあまりない」
「お酒ともあいますね」

「新庄カド焼きまつり」は5月5日まで開かれ、期間中合わせて4500匹が提供されます。1匹1300円で、提供時間は午前11時から午後3時までとなっています。
また、ことしは開催50回目を記念して、5月3日には県出身の歌手・工藤綾乃さんや最上川司さんが出演する「夜のカド焼きまつり」も開催される予定です。