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区間運休続くJR米坂線の復旧検討へ JR東日本と新潟・山形の沿線自治体が3月26日に会議開催へ 

2024年3月18日 19:52
区間運休続くJR米坂線の復旧検討へ JR東日本と新潟・山形の沿線自治体が3月26日に会議開催へ 

おととし8月の豪雨被害から区間運休が続くJR米坂線の今後を話し合うため、JR東日本新潟支社は3月26日に沿線自治体との2回目の会議を開催することを18日、明らかにしました。

JR米坂線はおととし8月の豪雨による被害の影響で、長井市の今泉駅と新潟県村上市の坂町駅の間で1年7か月以上、区間運休が続いています。

JR東日本・新潟支社の白山弘子支社長は18日、定例の記者会見を開き、3月26日に山形・新潟両県の沿線自治体とともに米坂線の今後を話し合う会議を開催する予定を明らかにしました。
米坂線の復旧を検討する会議は、去年9月に小国町で初会合が開かれましたがJR側から復旧工事費用の詳細が示されたことと沿線自治体から早期復旧を求める要望が出されたことに留まり、復旧方法などの具体的な協議には至っていません。
今回の議題はまだ明らかにされていませんが、前回の会議でJR側が沿線自治体に示した復旧費用を誰がどう負担するのかや利用者促進対策などの意見を求める考えです。

白山弘子支社長「今回は米坂線の必要性を整理するとともに利用促進についても(沿線自治体で)検討していただいていると理解している。進捗や意見を伺えるのではと思っている」

2回目の復旧検討会議は、3月26日に新潟県関川村で開かれる予定です。