JR奥羽線の新庄ー院内間4月25日運転再開 去年7月の大雨で運転見合わせ後9か月ぶり全線再開へ
JR東日本は20日、去年7月の大雨による影響で運転を見合わせていたJR奥羽線の山形県の新庄駅から秋田県の院内駅までの区間について、ことし4月25日から運転を再開すると発表しました。およそ9か月ぶりの全線再開となります。
JR東日本によりますと、奥羽線の新庄駅から秋田県の院内駅までの区間は、去年7月の大雨で線路内への土砂の流入やのり面が崩落するなどの被害を受け、運転を見合わせて復旧工事が進められてきました。工事が3月までに完了する見通しが立ったことから4月25日に運転を再開することが決まりました。JR奥羽線の全線再開は去年7月以来、およそ9か月ぶりとなります。
再開後は1日に新庄ー真室川駅間を1.5往復するダイヤと新庄ー院内駅間を7往復するダイヤが運行されます。それぞれ災害前に比べて1往復ずつ減っています。
運転再開に伴い、現在、新庄駅から院内駅までの区間で実施している代行バスでの輸送は、運転再開前日の4月24日で終了するということです。