7000株のニッコウキスゲが見頃 小国町が4年前に整備 開花は例年に比べ1カ月早く
鮮やかな黄色い花を咲かせるニッコウキスゲがいま、山形県小国町で見頃を迎えています。
小国町小国小坂町の道の駅「白い森おぐに」に咲く、高山植物の一つニッコウキスゲです。直径10センチほどの花を咲かせています。
小国町では暑い夏の時期も道の駅や隣接するスキー場に訪れてもらおうと、4年前に整備を始めました。
これまで7000株のニッコウキスゲが植えられ、道の駅裏手の斜面を彩っています。ことしは雪が少なかったことや高い気温となる日が多かったことから、例年に比べ1カ月程度開花が早まっているということです。
小国町産業振興課 遠藤愛主査「ニッコウキスゲは山野草で里山である小国町の雰囲気に合う花だと思う。一斉に咲くのではなく代わる代わる長い期間咲く花なので何度も遊びに来てほしい」
ニッコウキスゲは朝に開花し夕方にはしぼむというサイクルを繰り返します。開花状況は日ごとに変化し、町によりますと、7月いっぱいは楽しめる見込みだということです。