リーグ戦の開催時期移行 モンテディオ山形の評価 Jリーグ野々村チェアマンに聞く
サッカー・Jリーグのトップ、野々村芳和チェアマンが24日、山形メディアタワーを訪れ、再来年から開催時期が変わるリーグ戦やモンテディオ山形のJ1昇格への期待を語りました。
Jリーグ6代目のチェアマンとして、J1からJ3合わせて60チームのトップに立つ野々村芳和さん。選手時代は、現在のジェフ千葉やコンサドーレ札幌でプレーし、2000年には、モンテディオ山形との試合にも出場しました。そして、引退後に札幌の社長に就任し、おととしからJリーグのチェマンを務めています。
山川麻衣子アナウンサー「チェアマンのお仕事はどういうことをされていますか」
Jリーグ野々村芳和チェアマン「みなさん頑張ってきて10クラブから始まっていまは60になった。ここからは世界とどう戦っていくかを意識していかなければいけない。それをするのが僕の役目」
野々村チェアマンが取り組んだのが、Jリーグの開催時期を変更するシーズン移行です。現在は、2月に開幕して12月に終了しますが、2026年のシーズンからは、8月にスタートし、雪が降る12月から3月まで試合を行わない、「ウインターブレーク」を設け、5月に終了します。
野々村芳和チェアマン「夏場の暑さの中での選手のパフォーマンスがすごく低くなる。ヨーロッパの選手はスタートしてからパフォーマンスが上がっていく」
変更後の夏場にシーズンオフになるリーグ戦は、ヨーロッパでも採用しています。暑い時期のプレーを避けることで、高いパフォーマンスを維持できることを期待していました。一方、冬場については…。
山川アナ「今回のシーズン移行で山形は雪が降るけど大丈夫?」
野々村芳和チェアマン「今までやっていなかった時期もサッカーをすると思っている人が多いと思うが、今までやっていなかった冬場の時期は同じようにやらずにウインターブレークになる。雪の影響はほぼない」
そして、営業収益が3年連続黒字のモンテディオ山形をどう評価しているのか、うかがいました。
野々村芳和チェアマン「安定して強くなる所は売り上げが伸びている。モンテディオも確実に力を付けている。見ている人も楽しくて選手も成長できるサッカーをしているのでJ1昇格する可能性はあると思う」
さらに業績を伸ばし、J1に定着させることが重要だと期待を寄せていました。