「登録料未払い」架空請求で680万円だまし取られる 30代男性が電子マネーで 山梨県

　インターネット上で「登録料が未払い」などとうその請求をされ、で甲府市の30代男性が680万円分の電子マネーをだまし取られました。

　県警によりますと、今年4月、甲府市の自営業の30代男性がスマートフォンでインターネットを利用していた際、「登録が完了しました」というメッセージが表示されました。

　翌日、「登録料未払い」を知らせる内容のメールが届いたため、男性は表示された電話番号に連絡。

　サイトの運営会社の社員を名乗る男から「登録料の80万円が未払いです」などと言われたため、指示通りにコンビニエンスストアで80万円分の電子マネーを購入しコード番号を伝えました。

　5月には別の会社にも未納料金があるという内容のメールが届いたため電話をかけたところ、「利用料と延滞金で600万円を支払う必要がある」などと言われたため、数十回以上にわたり600万円分の電子マネーを購入しコード番号を伝えました。

　男性はさらに1600万円の支払いを要求されたため詐欺に気付き、警察に被害を届け出ました。

　警察が架空請求詐欺として調べています。