ホン・ミョンボ監督「甲府はバランスがとれている」 ACL決勝T 山梨県
甲府がJ2勢として初めて臨むノックアウトステージは、16クラブによるトーナメント戦。ホーム&アウェーで行われ、甲府の今季初の公式戦となった15日のアウェー第1戦は、蔚山に0-3で敗れました。ホン・ミョンボ監督は、2002年の日韓W杯ベスト4に輝いた元韓国代表DF。チームも堅守を誇り、GKや最終ラインには、アジアカップ4強となった韓国代表がそろいます。
ホン・ミョンボ監督
「あすの第2戦は、第1戦から数日空いただけだが、準備はできている。 (蔚山にとって)アウェーだし、多くの(甲府の)ファンも来るので、甲府にとってモチベーションのある試合になると思うが、 私たちは質が高く経験値も高い選手をそろえているので、ぜひ勝ち進みたい」
「(第1戦は)とてもポジティブな結果で終われた。第1戦を終えて集中できないのではないかという懸念もあったが、私たちはいいチーム。きょうのトレーニングでもあすの試合に備えて、いい結果が残せるように頑張りたい」
「3-0で終われたことは非常に重要。私たちはリーグ戦も控えていることも考えると、集中してあすの試合に備えたい」
「甲府の印象は、個々の選手というより、非常にバランスのとれたチームだと感じる。チームスポーツである上、そこは警戒しなければいけない」
「(現役時代に)代表選手としてここ(日本)でプレーしたこともあるが、新しいスタジアムを見て、非常に驚いている。私はここでいい思い出がたくさんあるので、あすの試合もいい思い出になるように頑張りたい」
GKチョ・ヒョヌ選手(韓国代表)
「東京に来られてうれしい。第2戦はハードな試合が予想される。ただ、私たちはいい選手がそろい、とてもいいプレーをしている。きょうのトレーニングも集中してあすに備えたい」
「韓国王者として、プレーのテンポも大事だが、後ろからのビルドアップを丁寧にやっていくことも大事」
蔚山戦第2戦は21日午後6時キックオフ。甲府は4点差以上の勝利なら大逆転で準々決勝に進出。3点差の勝利なら、そのまま延長戦となります。