◇プロ野球パ・リーグ 日本ハムーロッテ(17日、札幌ドーム)

序盤に4点リードした日本ハムは8回に先発・上沢直之投手を下げ継投。しかし、8回と9回に立て続けに失点し、4-7と逆転を許しました。

8回、2番手・石川直也投手。ロッテ先頭の高部瑛斗選手にライト前ヒットを許すと、角中勝也選手にもヒットを打たれノーアウト1、2塁のピントを迎えます。

このピンチに石川投手は耐えることができず、荻野貴司選手に真ん中低めのフォークを打たれ、レフト前へタイムリーツーベース。1点を返されます。

その後、中村奨吾選手の犠牲フライでさらに1点を返され、4-2とされます。

打線はその裏追加点をあげることができず。9回、3番手のルーキー・北山亘基投手がマウンドに上がります。

しかしレアード選手をフォアボールで出塁させると、佐藤都志也選手に甘めに入ったフォークをはじき返され、ライトへツーベースヒット。ノーアウト2、3塁の大ピンチを迎えます。

ここで迎えるバッターは安田尚憲選手。なかなか制球が定まらず、2ボール2ストライクで迎えた5球目。高めのストレートを打たれ、レフト前へタイムリー。1点を返され4-3。1点差に詰め寄られます。

その後、ロッテは安田選手に代わり岡大海選手が代走に。迎えるバッターはこの日3安打の高部選手。1ボール2ストライクで迎えた4球目。岡選手が盗塁の間に3塁ランナーの和田康士朗選手はホームへ激走。タッチプレーとなりましたが、和田選手はセーフの判定。

BIGBOSSはこの日2度目のリプレイ検証を求めますが、判定は覆らずセーフ。同点に追いつかれます。

その後、連続フォアボールなどで2アウト満塁とピンチが続く北山投手。中村選手に走者一掃の3点タイムリーツーベースを打たれ、逆転を許しました。北山投手はこの回5失点と大炎上。

終盤に試合をひっくり返された日本ハムファンはSNSで「北山亘基また泣いちゃう いじめないで」「気にするな北山亘基」といったコメントをしています。