河野公務員制度改革担当相は１日、中央官庁の中で長時間労働の抑制に向けて業務の効率化に取り組んでいる職場を視察し、ワークライフバランスの推進に強い意欲を示した。

　河野担当相は総務省でオフィスに出勤しなくても働くことができる、「テレワーク」を導入している部署を視察した。この部署では、書類の電子化や、パソコンの持ち運び自由化などを進めて、職員がオフィスに出勤しなくても自宅などで働けるようにしている。

　河野担当相は、この職場に所属していて、１日は自宅で作業している職員と意見交換した。

　河野担当相「どう自宅でやると？」

　職員「リラックスしてできるので仕事がはかどります」

　河野担当相「ついテレビドラマを見ちゃうとか」

　職員「それはさすがにないです」

　視察を終えた河野担当相は「他の部署でもできる所はどんどん取り入れてもらいたい」と述べ、長時間労働の抑制に向け、業務の効率化にさらに取り組んでいく考えを示した。