佐藤氏、米FCCと放送事業で意見交換
アメリカを訪問中の自民党の佐藤国会対策委員長は27日、放送・通信事業を監督するFCC(=アメリカ連邦通信委員会)を訪ね、行政と放送事業者との関係などについて意見交換した。
佐藤国対委員長は自民党の放送法改正に関する小委員会で委員長を務めており、アメリカの主な放送関係者と会談するため、ワシントンを訪問している。会談では、番組内容の規制は行わないという基本姿勢の下でFCCが果たしている役割などを話し合ったという。
佐藤国対委員長「詰めた議論をさせていただきましたし、かなり本音の話もしていただいて、アメリカのFCCの役割というものを、かなり理解をさせていただいた」
これに先立つ放送事業者団体との会談では、キー局と地方局との関係など、アメリカの実情を具体的に聞き取っており、一連の会談で得られた情報を、今後、小委員会での議論に生かしたいとしている。