“新国立”巡り、JOC・JPCと意見交換
新しい国立競技場の整備計画作りのため、遠藤オリンピック・パラリンピック担当相は31日、オリンピックとパラリンピック、それぞれの委員会と意見交換した。
JOC(=日本オリンピック委員会)は遠藤担当相に対し、新国立競技場の完成時期について、2020年春の完成予定を2019年の12月まで前倒しするよう要望した。大会開幕の約半年前にプレオリンピックを行えば、運営の問題点を修正できるためとしている。
一方、午後には、JPC(=日本パラリンピック委員会)が遠藤担当相を訪れ、競技場の座席数の1%を車いす席にすることなどを求めた。
遠藤五輪担当相「例えば8万人(座席)を作った時、どのくらいの車いす席にすればいいのか」
日本パラリンピック委員会・鳥原光憲会長「1%(要望)なので、800席です」
さらにJPCは、障害のある人が家族と一緒に競技場で観戦できる環境を整備することなども求めた。