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藤澤五月の右手甲に“感謝” カーリング女子が連敗止める 試合前には“涙”

2022年2月17日 6:00
藤澤五月の右手甲に“感謝” カーリング女子が連敗止める 試合前には“涙”
米国戦で勝利し連敗を止めたカーリング女子日本代表(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

◆北京五輪・大会13日目(2月16日)、カーリング女子・予選リーグ第8戦、日本10-7米国

カーリング女子日本代表のロコ・ソラーレが米国に勝利し、連敗を2で止めました。

初戦を落としてから4連勝と勢いにのるロコ・ソラーレでしたが14日の韓国戦を落とすと、15日の英国戦でも負けて連敗。4勝3敗の状況で、2021年の世界選手権3位の米国戦を迎えました。

試合前のミーティングではスキップの藤澤五月選手が涙する場面も。「負けが続いてしまっていたので、正直辛い思いもしながらこの試合に臨んだ」と藤澤選手。さらに、JDリンドコーチから「チームを信じて、自分たちを信じて氷の上に立って欲しいと言われました」と、涙の理由を明かしました。

迎えた勝負の米国戦。吉田夕梨花選手のショットから始まり、鈴木夕湖選手がガードの裏に置き、吉田知那美選手はハウス内のストーンを守る。そして藤澤選手がテイクアウトして得点を奪うという、リードからスキップまでの素晴らしいリレーを見せます。

序盤から得点を重ねた日本。終盤に大量得点を奪われ一時同点とされますが、第8・第9エンドでも得点を重ね、米国がコンシード(試合終了前に敗北を認める)して10-7で勝利し、5勝3敗としました。

試合後、藤澤選手は「試合の展開的には追いつかれたので、苦しい展開にはなってしまった」としつつも、「先にリードして試合展開を作れたので、そこは前の負けた試合からすると大いに改善した」と、チームの修正力に手応えを口にします。

そして、右手甲には「感謝」の二文字が書かれていました。藤澤選手は、「ここまで来られたのはチームメートのおかげもあったり、コーチスタッフのおかげもあったり、たくさんの方に支えられてこの舞台に立つことができている」とコメント。「予選残り2試合、その人の思いも感じながら“感謝”の気持ちを持ってプレーしたいと思って臨みました」と、予選残り2試合に込めた胸の内を明かしてくれました。

藤澤選手の手の甲のメッセージについては、以前の試合では「I am a good curler.I have confidence!(私はいい選手だ。自信がある!)」と書かれていて、米国戦に臨むにあたって選んだ言葉は、「感謝」の2文字でした。

10チーム中、上位4チームが準決勝へと進出する中、日本は現在3位。勝ち上がりが決まっているのは、1位スイスと2位スウェーデンのみです。勝てば無条件ですが、負けても条件次第で、日本は準決勝進出が決まります。

それでも藤澤選手は「過去の結果は変わらないので、自分たちらしく最後の試合を、日本代表らしい試合を最後までやって、みんなで笑顔で予選を終わりたい」と予選最後のスイス戦へ向け、“笑顔”で勝利を誓いました。