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カーリング女子「無駄な経験なんて何一つない」4年前の経験生かし4連勝で韓国戦へ

2022年2月14日 16:10
カーリング女子「無駄な経験なんて何一つない」4年前の経験生かし4連勝で韓国戦へ
中国に勝利して喜びを分かち合うカーリング女子日本代表 (写真:AFP/アフロ)
北京五輪・大会11日目(2月14日)、カーリング女子予選リーグ、日本10-2中国

カーリング女子日本代表のロコ・ソラーレが、開催国の中国と対戦しました。

試合は第2エンドに1点を先制されます。しかし、直後の第3エンドに3得点で逆転すると、その後も着実に得点を重ね、第8エンド終了時点で10-2。そこで中国はコンシード(試合終了前に敗北を認める)し、日本は予選リーグ4連勝となりました。

休養日である前日にはストーンの研磨が行われ、対応が求められたこの試合。しかし、4年前の平昌五輪での反省を生かし、見事勝利。試合後、サードの吉田知那美選手は「4年前の平昌五輪のときも大会中盤に研磨が行われて、私たちはそこで大きな失敗をした。その失敗がこの試合にすごく生きたと思ったので、本当に無駄な経験なんて何一つないんだなと試合をしながら思っていた」と語りました。

ロコ・ソラーレは、同日夜に韓国と対戦します。


◆以下、試合後の各選手のインタビュー

――終わった後は「いいゲームだった」という会話もありましたが、昨日一日休んで、今日に向けてはどんな意気込みで臨みましたか?

◇リード・吉田夕梨花選手
「昨日の夜にストーンサンド(研磨)が行われたので、今日は本当に新たな気持ちでというか、大会初日という気持ちで(戦った)。もう戦うのは、本当にアイスだけで、本当に昨日しっかりと頭と心と体を休めて、今日本当にアイスだけに集中して乗れたのがすごくよかったかなと思います」

――そういった中で鈴木(夕湖)選手、セットアップ、リード、セカンドのところでもよくできていたと思いますがそのあたりはどうでしたか?

◇セカンド・鈴木夕湖選手
「昨日は(試合がなく)休みで、練習もできたので気になっていたところをしっかり修正できて、さっちゃん(藤澤五月)とJDリンド(コーチ)にも、『投げ(ショット)は大丈夫だから』と言ってもらって、自分を信じて投げることができてよかったです」

――今日の試合ですが、主導権を握れていたと思いますがやっていてどうでしたか?

◇スキップ・藤澤五月選手
「私はどちらかというと、リードからみんながいいショットを決めてくれて、ガードという自分たちの石を守るだけのショットが多くて、割と楽なショットを投げさせてもらっていたので、すごく今日は精神的にも楽にできたかなと思います」

――夜には韓国戦。相手ももうこれ以上負けられないという気持ちで臨んでくるかと思いますが、そちらに向けて意気込みは?

◇藤澤五月選手
「今日の試合は午前が中国で、夜が韓国で『アジアの日だね』という話をしていた。今、アジアのレベルがすごく上がってきているので、いい試合になると思うんですけど、また夜は違ったアイスになると思うので、まずはアイスに集中して、ショットを決めることにも全員で集中したいなと思います」