韓国発10人組・TREASURE、初の来日ツアー完走 「おじいちゃんになっても…」日本出身メンバーが決意
TREASUREは、BLACKPINKらを擁するYG ENTERTAINMENTに所属するグループ。10人の中には、日本出身のメンバーが3人います(ヨシさん・アサヒさん・ハルトさん)。2020年8月に韓国でデビューすると、その年の新人賞を総なめにしました。
2022年11月に北海道でスタートした初の来日ツアー『TREASURE JAPAN ARENA TOUR 2022-23~HELLO~』。その後福井、愛知、福岡、兵庫、東京、埼玉を巡り、京セラドーム大阪で最終日を迎えました。
■ダンス曲からメンバー作詞・作曲のバラードまで29曲披露
グループ初のドーム公演は『JIKJIN -JP ver.-』で幕開け。ハルトさん(18)が「TREASUREがついに京セラドームのステージに立ちました!」と喜びを語り、ヨシさん(22)が「今日が日本ツアーの最終日ですけど、最終日をこうやってドームで迎えることができてトゥメ(ファンの名称 “TREASURE MAKER” の略)に感謝しかないです。2階、3階、アリーナも全員見えているので、最後まで楽しんでいきましょう!」と集まった約4万人の観客を盛り上げました。
ライブではTiKTokで人気の楽曲『DARARI』や、日本出身のアサヒさん(21)が作詞・作曲したバラード曲『オレンジ』、さらに最新の日本オリジナル楽曲『Here I Stand』を披露。迫力あるダンスナンバーからしっとり聴かせるバラードまで、全29曲でファンを魅了しました。
■MCで決意語る「おじいちゃんになっても自慢のアーティストでいたい」
そしてアンコール最後のMCでは、ヨシさんが「僕が見ている光景が本当に夢のようで、コンサートしながらずっと終わってほしくないなと思っていました。小さいときに京セラでコンサートを見て、自分もいつかこうなりたいと思い続けてきました。見ていた側から今、ここに立つ側になって、改めて感謝することも増えました。何年たっても、僕がおじさんになっても、おじいちゃんになっても僕はTREASURE MAKERの自慢のアーティストでいたいです」と決意を語りました。
また、アサヒさんは「大阪で生まれて、大阪で(ツアーを)締めくくれるのはとてもうれしくて。こうやってメンバーたちと一緒にいて毎日楽しいですし、TREASURE MAKERのみなさんと一緒にいて楽しいですし……毎日毎日が幸せです。より一層いい姿で戻ってこられるように頑張ります。あと、一緒に頑張ってくれたメンバーにも、メンバーの家族の方々にもすごく感謝しています」と、日本のファンに向けて挨拶しました。
2か月にわたり8都市で26公演を成功させたTREASURE。韓国アーティストの初来日ツアーとして史上最多となる29万人を動員しました。