宮﨑駿監督の10年ぶりとなる最新作『君たちはどう生きるか』（公開中）が、カナダで開催される第48回トロント国際映画祭で、邦画として初のオープニング上映作品に決まりました。

公開まで映画のストーリーなどを明かさず謎に包まれていた『君たちはどう生きるか』。映画の配給会社によると、公開13日間（7月26日まで）で観客動員数は261万人、興行収入は40.1億円を超えています。

カナダの都市で毎年開催される『トロント国際映画祭』。この映画祭で受賞した作品がアメリカ・アカデミー賞をはじめとする、その他の主要な映画祭でも快挙を成し遂げていることから、今後の賞レースの行方を占う重要な映画祭として知られています。今回、由緒ある映画祭において『君たちはどう生きるか』が邦画として初めて、そしてアニメーション作品としては世界で初めてオープニング上映作品に選ばれました。

映画祭は9月7日（現地時間）から9月17日の11日間行われ、作品の上映は映画祭初日7日のロイ・トンプソン・ホールで上映されます。