【CDショップ大賞】Official髭男dism “バンド史上初” 2度目の大賞 「誇るべきこと」
全国のCDショップ店員が投票で決める『第14回CDショップ大賞2022』の大賞が3日に発表され、4人組バンド・Official髭男dismのメジャーセカンドアルバム『Editorial』(2021年発売)が選ばれました。
CDショップの現場からもっと音楽を盛り上げていくために設立された『CDショップ大賞』。
14回目となる今回は、2021年1月1日~12月31日に発売された邦楽オリジナルアルバム(ベスト盤を除く)を対象に、全国443人のCDショップ店員が投票に参加し、上位24作品を入賞作品として選出。その中から最終投票を行い、①何回でも聴きたい素晴らしい作品=#神アルバム(と呼べるようなスタンダードとなりうる作品) <赤> ②新人の素晴らしいアルバム。受賞をきっかけにブレイクが期待される、お客様にお勧めしたい作品 <青> の2つのコンセプトに基づいて大賞が選出されました。
今回、Official髭男dismは <赤> で大賞を受賞しました。
同グループは、『第12回CDショップ大賞2020』でも、メジャーファーストアルバム『Traveler』(2019年発売)で <赤> を受賞していて、今回で2度目の大賞受賞となりました。ショップ店員からは「聴きこむごとに、コロナ禍でライブを始めとした活動を制限された2020年の伝えたい思いが、ひしひしと伝わってくる」などと称賛の声があがりました。
ボーカル&ピアノを務める藤原聡さんは「前作の『Traveler』から2作連続でのCDショップ大賞 <赤> を受賞させていただきましたが、バンドとしては史上初ということ、本当にありがとうございます。CDショップの店員さんはバンドの魅力を伝える側にいる人たち、一緒に動いてくれている仲間だと思っていますし、そういう人たちがいいCDだったと言ってくれるようなものが2作連続で作れたことは誇るべきことなんじゃないかなと思っています。なので、全国のCDショップの店員さんにこの賞をささげたいと思います。おめでとうございます!」とコメントしています。
また、新人のアーティストに贈られる大賞 <青> は、WurtS(ワーツ)さんのファーストアルバム『ワンス・アポン・ア・リバイバル』(2021年発売)が選ばれています。
WurtSさんは、2021年本格始動の研究者×音楽家。作詞・作曲・アレンジ、アートワークや映像に至るまで全てをセルフプロデュースする、21世紀生まれのソロアーティストです。
大賞を受賞したWurtSさんは「このたび、CDショップ大賞 <青> に選ばれて大変光栄です。ついにアーティストとしての活動を進めていくスタートラインに立つことができました。WurtSの目標が音楽で持続的に社会問題へ支援する仕組みを考えることであり、これからはアーティストとしての評価から、表現者としての評価を目指すことになりそうです。ぜひ皆さんも、WurtSが目指す、大きなプロジェクトのゴール地点の一部始終をご覧ください」とコメントしています。