倍賞千恵子 81歳 世界最大のアジア映画祭で『生涯功労賞』を授与 日本人女優で初の快挙
倍賞千恵子さん (c)2022『PLAN 75』製作委員会/Urban Factory/Fusee
倍賞千恵子さん(81)が、イタリアで開催されている『第25回ウディネ・ファーイースト映画祭』で、ゴールデン・マルベリー(生涯功労賞)を授与されました。日本人女優としては、初の受賞となります。
アジア映画祭となる『ウディネ・ファーイースト映画祭』は、ヨーロッパ各国からアジア映画ファンが集まる世界最大のアジア映画イベント。今回、倍賞さんは主演した映画『PLAN 75』で、ゴールデン・マルベリー(生涯功労賞)を受賞しました。
『PLAN 75』は、超高齢化社会に対応すべく75歳以上が自ら生死を選択できる制度『プラン 75』が施行され、大きく翻弄される人々の姿を描いた物語。『第46回日本アカデミー賞』で優秀主演女優賞や『第65回ブルーリボン賞』で主演女優賞などを獲得しています。
さらに、『PLAN 75』は国内にとどまらず、早川千絵監督が『第75回カンヌ国際映画祭』でカメラドール特別表彰を授与されたほか、第95回米国アカデミー賞『国際長編映画賞部門』で日本代表に決定するなど、海外からも高い評価を受けています。
アジア映画祭となる『ウディネ・ファーイースト映画祭』は、ヨーロッパ各国からアジア映画ファンが集まる世界最大のアジア映画イベント。今回、倍賞さんは主演した映画『PLAN 75』で、ゴールデン・マルベリー(生涯功労賞)を受賞しました。
『PLAN 75』は、超高齢化社会に対応すべく75歳以上が自ら生死を選択できる制度『プラン 75』が施行され、大きく翻弄される人々の姿を描いた物語。『第46回日本アカデミー賞』で優秀主演女優賞や『第65回ブルーリボン賞』で主演女優賞などを獲得しています。
さらに、『PLAN 75』は国内にとどまらず、早川千絵監督が『第75回カンヌ国際映画祭』でカメラドール特別表彰を授与されたほか、第95回米国アカデミー賞『国際長編映画賞部門』で日本代表に決定するなど、海外からも高い評価を受けています。
26日夜(イタリア現地時間)授賞式に姿を見せた倍賞さんは「本当に胸がいっぱいです。『PLAN 75』という映画がなかったら、私はこのステージに立っていなかったと思います。そのことも、とてもうれしいんですけれども、私が60年ちょっと映画に携わってきたことを、遠くの国の皆さんが見ていてくださったことが一番うれしかったです」と喜びを語りました。
続けて、「ウディネ・ファーイースト映画祭は25周年。これからも私の年をこえるまで、ずっとずっと映画祭を続けていただきたいと心から思っています。本当にありがとうございました!!」と映画祭のさらなる発展を願いました。
そして、『PLAN 75』の劇中でも歌っている『林檎の樹の下で』を倍賞さんが披露すると、会場は拍手と歓声に包まれました。