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フリーアナウンサー・安東弘樹 名車『オデッセイ』に「ミニバンの可能性を示してくれてありがとう」

2022年3月5日 22:00
フリーアナウンサー・安東弘樹 名車『オデッセイ』に「ミニバンの可能性を示してくれてありがとう」
『オデッセイ』の歴史を振り返る
お笑いコンビ・おぎやはぎ(小木博明さん、矢作兼さん)がMCを務めるトークバラエティー番組『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』(BS日テレ)。5日の放送は、フリーアナウンサーの安東弘樹さん(54)をゲストに迎え、『愛車遍歴的・さよなら絶版モーターショー』と題したスピンオフ企画。惜しまれつつも生産終了となったホンダの名車『オデッセイ』の歴史を振り返りました。

安東さんは元TBSアナウンサーで“アンディ”の愛称で親しまれました。2017年から『日本カー・オブ・ザ・イヤー』の選考委員を務めるなど芸能界屈指の車マニアとして知られ、今まで乗り継いだ愛車は2021年に手に入れたスズキ・ジムニーを含めるとなんと45台。今回が10回目の番組出演となります。

■約28年前に発売された『オデッセイ』に安東弘樹「今、なんでこんなに驚いているんだろう」

そんな安東さんと共に振り返ったのは、日本にミニバン・ブームを巻き起こしたホンダの名車『オデッセイ』です。

まず登場したのは、1994年に発売された『オデッセイ』の初代モデル。登場するやいなや「かっこいい! こんなにかっこよかったっけな~」とテンションが上がる一同。さらに、車内の広さや乗り心地、後部座席のアレンジの豊富さに感動していると、安東さんは「今、なんでこんなに僕たち驚いているんだろう。約28年前の車に」と改めて『オデッセイ』の魅力を感じていました。

そんな初代モデルが発売された1994年はどんな一年だったか聞かれると、安東さんは「僕はスポーツキャスターをやっていたので、『広島アジア大会』(第12回アジア競技大会)に取材に行っていまして。アジア大会には行けたんですけど、(1994年のリレハンメル)五輪には行けなかった。あと(TBSに)入社したけど『日本レコード大賞』にも出たことないんですよ。なんか外れていたみたいでね」と思い出を語りました。

続いて登場したのが、『オデッセイ』のライバルカーと言われた、トヨタのミニバン『エスティマ』です。“トヨタの天才タマゴ”をキャッチコピーに『オデッセイ』より4年早い1990年に発売された大ヒットモデル。ファミリー層を中心に幅広い世代に愛されながらも2019年、3代目モデルを最後に生産を終了しました。

2021年12月11日の放送回で『エスティマ』に乗車した安東さんは乗車時を振り返り「小木さんと2人で“いいね~”って言ってましたもんね。すごく楽しかった」とコメント。

それを聞いた矢作さんも実際に乗車してみることに。すると「運転席座ってみたら視界がすごい。俺好きだわ、これ~。トラック運転している時の気持ちよさみたいな。長距離で、普通に京都とか古い車なのに行けちゃう感じがしちゃう。心地いい」と絶賛しました。

■安東弘樹「ミニバンの可能性を示してくれてありがとう」

そして最後には、『オデッセイ』の5代目モデル『オデッセイ e:HEV』が登場。従来モデルをしのぐ広い車内空間とオデッセイならではの爽快で安定した走行性能を確保したモデルです。

『オデッセイ』に“贈りたい言葉”を求められた安東さんは「オデッセイといえば独自路線、あの時代に立体駐車場にも入る高さに勝負して、当時勇気が必要だったと思うんです。低いミニバンって一体需要があるんだろうかって。でもそれに挑戦した結果、大成功をおさめたわけじゃないですか? ファンがほかのミニバンを選ばず『オデッセイ』を選ぶ理由ってそこにあったと思うんですよね。だから5代目にして、すごくいい車だと思いますけど、おそらく挑戦しきれなかったのかなっていう感じが」と語りました。

すると「難しいところだよ。芸人も最初は個性で売っていくけど、最終的にはあんまり個性を売り過ぎちゃうといけないから、ちょっと迎合していったほうがいいかもしれないパターンもあるし」と話をする矢作さん。

安東さんは「それに対し僕はなんと言っていいかわからないですけど(笑)今までミニバンの可能性を示してくれてありがとうってそれは言いたいですね」と言葉を贈りました。

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