EXIT “コンビ結成時の秘話”明かす
お笑いコンビ・EXITのりんたろー。さんと兼近大樹さんが15日放送の日本テレビ系『1億3000万人のSHOWチャンネル』にゲストとして出演。著名人たちの人生を深堀りする“人生チャート”のコーナーでは、EXITの事件簿チャートと題し、コンビ結成までの秘話を明かしました。
EXIT結成前、2人は互いに別々の相手と組んで活動していましたが、どちらのコンビも解散し、ピン同士に。当時は何の接点もなかった2人でしたが、ある日、劇場で兼近さんの方からりんたろー。さんに「僕と二人でM−1かきまわしませんか?」といきなり声をかけたといいます。兼近さんは「俺がいればこのコンビは売れる」と確信していたといいます。
その後、仮のコンビとしてM−1に出場してみると、とても調子がよかったため、りんたろー。さんは「これ、あるぞ!」と思い、兼近さんに正式にコンビ結成を打診。すると兼近さんが「そういうのじゃないんで」と断られるという予想外の反応に驚いたといいます。当時の事を兼近さんは「ワンチャンでよかったというか。一夜限りでよかったみたいな」といつものチャラい感じで振り返りました。
■りんたろー。「1年だけ俺にくれ」と先輩芸人らと兼近を説得
それでも諦めきれなかったりんたろー。さんは、兼近さんに鬼のように長いLINEを送り、「1年で日本のスターにするから、1年だけ俺にくれ」と必死に説得。先輩芸人の又吉直樹さんらが説得してくれた結果、正式にコンビを組むことになったといいます。
その頃のりんたろー。さんの様子をよく知る平成ノブシコブシの吉村崇さんは「(当時のりんたろー。に)声かけるのがすごい。マジで何の能力もない芸人だったんですよ」と話すと、EXITの2人も大爆笑し、スタジオの笑いを誘いました。
最後に、りんたろー。さんに声をかけた理由について、兼近さんは「“チャラい2人の漫才”という構想があった。ツッコミもボケもない“チャラ男の立ち話”みたいなものが、ザ・漫才だって思ったんです」と明かしました。そして予想通り、2019年にEXITは『チャラ漫才』で見事大ブレイクし、今では歌手デビューするほどの売れっ子に。兼近さんに先見の明が光っていたというコンビ結成のヒミツが明かされるなど、様々なエピソードでスタジオを盛り上げました。