俳優の吉沢亮さんが、31日放送の『おしゃれクリップ』に出演。平成生まれの俳優では初めて大河ドラマの主演を務め、出演した映画でも数々の賞を受賞してきた吉沢さんが、役者としての覚悟を明かしました。

吉沢さんを男性から見た視点で深掘りする企画が展開されたこの日の放送。大河ドラマで共演し交友関係がある俳優・高良健吾さんのインタビューVTRでは「絶対に努力しないといけない場所にいるんですけど、絶対にそれ（努力）は見せない。現場の様子も、粛々と淡々とやるべきことをそれ以上やるっていうような感じですかね」と、撮影当時を振り返ったコメントが紹介されました。

それを受けてMCの山崎育三郎さんが「努力を見せないというのは、自分で意識する部分はあるんですか？」と尋ねると、吉沢さんは「なんかあんまり、裏側を見せたくないというか。努力とか、そこで評価されたくないなって思っちゃうんですよね。自分のやってることの裏側みたいなことは見せない方がいい仕事なのかなって、昔からなんとなくあって」と胸の内を明かしました。

山崎さんは「その姿だけで“ついていきたい”と思う。俺もそうだったけど。（大河ドラマの）一緒のシーンで2人の時に、（せりふが）出てこなくなった。その時も、自分で奮い立たせながら“すいません、もう一回”って言って、最終的にバシッと決めてくれた」と撮影秘話を明かすと、吉沢さんは「でもあれは、僕人生で多分初めてです、あそこまで（せりふ）出なくなったのは。やるたびに出てこなくなってくるというか、多分本当に脳みそがテンパっちゃって」と、当時を振り返りました。

「男から見てもカッコイイですよ。やっぱり根はすごく熱くて、男っぽくて、飾らないじゃないですか。ずっと自然体でこのままウソがないし」と、吉沢さんを大絶賛する山崎さん。「これからの役者として“こうあっていきたい”というのはありますか？」と尋ねると、吉沢さんは「とりあえず今、目の前にあることだけは今まで通りにやって、自分がどういう俳優になっていくのかっていうのは、むしろ楽しみというか、自分が最終的にはどこにたどり着くんだろうなっていう。自分が楽しみたいなっていう感じはありますね」と、役者としての覚悟と今後への思いを語りました。