×

吉本新喜劇・桑原和男さん 87歳 老衰のため死去 代表的なギャグは「ごめんください!」

2023年8月10日 23:29
吉本新喜劇・桑原和男さん 87歳 老衰のため死去 代表的なギャグは「ごめんください!」
桑原和男さん
「ごめんください!(どなたですか?・・・)(お入りください)ありがとう」のギャグで知られる、吉本新喜劇桑原和男(くわばら・かずお 本名:九原一三)さんが10日、老衰のため神戸市内の病院で亡くなったことを、吉本興業が公式サイトで発表しました。87歳でした。

桑原さんは福岡県小倉市(現北九州市)出身。1955年、高校卒業後、教師を志し、福岡の教育大学を受験したのち、大阪で夢路いとし・喜味こいしに弟子入りし、同年に新芸座に入りました。

翌1956年、『原こちら』の芸名で漫才の舞台に。3回のコンビ別れを経験。3人目の相方は平参平さんで、地方巡業も行いました。

1961年、吉本新喜劇の前身『吉本ヴァラエティ』に入団、1970年代に座長に抜てき。1989年の『吉本新喜劇やめよッカナ?キャンペーン』ではベテランとして残留し、新喜劇の復活を支えました。1992年には『上方お笑い大賞』金賞を受賞しています。

2000年7月に急性心筋梗塞で手術し入院、静養を経て2000年12月に舞台復帰を果たしました。その後、体調に配慮しながら活動を続け、2018、19年には『コヤブソニック』、2019年3月には『60周年だよ!よしもと新喜劇』に出演。2020年10月の『よしもと大笑い祭り寄席』が最後の舞台になりました。最近では、2022年11月になんばグランド花月に来場し、車いすで新喜劇を観覧したといいます。

座長時代までは普通の好青年役を多く務めた桑原さん。その後は小柄でやさしい顔立ちであることから、母親役やおばあさん役といったいわゆる女形『桑原和子』を務め、和子ばあちゃんは関西ではおなじみのキャラクターとなりました。

代表的なギャグは「ごめんください!(どなたですか?・・・)(お入りください)ありがとう」や、垂れ乳を取り出し自分でもみだす一人芝居のほか、ツィゴイネルワイゼンのBGMに合わせて「神様、神様~!」と一人しゃべりを始めるものなどがあります。

公式サイトによると、通夜は11日、葬儀告別式は12日に近親者で執り行う予定です。葬儀告別式の場所、自宅住所、喪主は非公表としています。