滝沢秀明さん、“後輩育成”など担う『ジャニーズアイランド』代表取締役を退任 新社長に井ノ原快彦
■滝沢秀明 前社長から「退任したい」 事務所は「本人の固い決意を尊重」
公式サイトでは、9月中旬に滝沢さんから「ジャニーズアイランド代表取締役及びグループ会社役員を10月末に退任したい」という意向を受けたことが明らかにされており、「滝沢前社長には、ジャニーとメリーの逝去という弊社にとってこれ以上ない大きな出来事に直面し、また、社会情勢におきましても新型コロナウイルスというパンデミックに見舞われるなど、非常に難しい状況下の中で、先頭に立ってジャニーズのエンターテイメントを守り、ジャニーズJr.育成の舵取りをして頂いた功績は大きく、今後も継続して頂きたいと慰留致しましたが、本人の固い決意を尊重し、次のステージへ進むことを取締役会にて承認致しました」と、退任に至った経緯が報告されています。
■新社長の井ノ原快彦 事務所は「人間力を高く評価」
そして後任には、“ジャニーズJr.の育成はジャニーズJr.経験者に担ってほしい”という先代の社長・ジャニー喜多川さんの遺志に従い、12歳で事務所に入所した井ノ原さんに社長就任を依頼。
井ノ原さんについて、事務所は「Jr.の人数がまだ多くない時代にジャニーと多くの時間を過ごし、直接指導を受けております。そして、V6では年齢の異なるメンバーの調整役を26年間、務めてまいりました。グループでの活動に加えて個人としても、数多くのドラマやバラエティー、情報番組MCと多岐にわたるキャリアを積んできた井ノ原ではございますが、Jr.時代には同世代の仲間が次々とデビューしていく姿を見送る側の立場も経験いたしました。そのような辛い時期を乗り越え、V6としてデビューするに至った人間力を高く評価しております」と、選出した理由について明かしました。
さらに、「プライベートではジャニーズJr.と同世代の息子を含む2人の子供の父親として、自分が育った時代とは異なる価値観を持つ子供達への理解を深め、子育てをしている様子から、必ずやJr.のメンバーの話をよく聞いて彼らの能力を伸ばしてくれるものと期待しております。そして、ジャニーのタレント育成の本質であるタレントとしてだけでなく、人間的に成長できるように井ノ原らしくJr.達を指導してくれると確信しております」と、期待を寄せる言葉がつづられています。