歌手の高橋洋子さん（56）が14日、通信カラオケのイベントに出席し、6日に肺がんのため亡くなった“アニメソングの帝王”・水木一郎さんへの思いを明かしました。

高橋さんの代表曲である『残酷な天使のテーゼ』が、過去30 年間で最も歌われた楽曲として『30周年ランキング 』で総合1位を獲得。都内で行われた『JOYSOUNDカラオケランキング授賞式 2022』に出席しました。

イベント終了後の取材に応じた高橋さんは、水木さんの訃報について「先月、長野でご一緒させていただきまして、その時も車いすでご登壇されました。私たちにとって、水木一郎兄貴はアニソンを世界に広げるということを第一人者としてやってくださった方。まさにレジェンドだと思います。水木さんのトレードマークのマフラーがありますが、昔“どうしてつけられるんですか？”とお伺いしたら『こうした方がみなさん楽しいでしょ』っておっしゃって。私たちにとって本当に素晴らしい兄貴でした。なので本当に悲しいし、言葉で何かお伝えするというのはなかなか難しいんですけれども、最後までステージに立つということを諦めず生涯現役を貫き通した尊敬する大先輩です。心よりお悔やみ申し上げます」と追悼しました。