お笑いコンビ『おかけんた・ゆうた』の、おかゆうたさんが22日、脳内出血のため、大阪市内で亡くなったことを、所属事務所が発表しました。61歳でした。

おかゆうたさんは鹿児島県出身。1981年に吉本新喜劇の人気座員だった岡八郎さんに弟子入り。NSC（吉本総合芸能学院）を1期生として卒業した相方・おかけんたさんとコンビを結成しました。

1986年には『第17回NHK上方漫才コンテスト』で優秀賞を受賞。同年から心斎橋筋2丁目劇場に出演。1987年から放送開始した毎日放送『4時ですよーだ』ではレギュラー出演し、ダウンタウンと共演するなど人気となりました。

2020年ごろに体調を崩してコンビでの活動は休止状態となりましたが、8月15日に大阪・YES THEATER『よしもとお笑いライブ』に出演。これが最後の舞台となりました。

相方の、おかけんたさんも所属事務所を通じてコメントを発表し、「週3で透析を受けていた、ゆうたくん。私が劇場にいると、『おっ、相方どやねん』『ゆうた、元気してんの？』と皆さんが声をかけてくださいました。私の知る限り、こんなに皆さんに愛されてる芸人はいません」と振り返り、「ほんま、長く漫才やりたかった。旧暦の七夕の日に、天に召されたゆうたくん。この日だけでかまへんから、一年にいっぺん会って　えぇ～漫才　しょーな。今までありがとう。最高の相方、おかゆうたくん 」と相方をしのびました。

通夜は26日、告別式は27日に行われる予定だということです。